9.「紙copi Lite」を自分好みにカスタマイズする

9-1.画面の各種背景色を変更する

本文表示領域と一覧リストの背景色は[箱の書式]においてそれぞれ指定することができますが、その他にも箱エリアの背景色や本文表示エリア上部のツールバー、表示モード切り替えタブにも好きな色を指定できます。

箱エリアの背景色・本文表示エリア上部のツールバー・表示モード切り替えタブの色を変更するには、本文表示エリア上部のツールバーの上で右クリック、または箱エリアの箱アイコンを右クリックして、表示されたメニューの[色彩の変更]を選択します([動作設定]の[表示設定]タブからも[色彩の変更]画面を表示することができます)。

[色彩の変更]画面の[配色]をクリックし、ドロップダウンしたメニューから任意の配色を選択します。
[Myオリジナル]を選択すると、大きいボタン・箱の背景・表示切り替えタブの各色を自分の好きな色に変更できます。[おまかせ]ボタンをクリックすると、ランダムに色が設定されます。


9-2.画面のレイアウトを変更する

「紙copi Lite」の画面は大きく分けて、一覧リスト・箱エリア・本文表示エリアの3つの部分から構成されています。 しかし、文章を作成する際にはできるだけ画面を広く使いたいので、一覧リストなどの編集中には操作しない領域を非表示にしたい場合もあると思います。
そこで、「紙copi Lite」では、画面左の一覧リストを非表示もしくは好きな位置に移動させることができるようになっています。また本文表示エリアのツールバーも非表示にできます。

一覧リストを非表示にするには、F4キーを押します。F4キーを押すたびに一覧リストの表示・非表示が切り替わります([他]メニューの[一覧を隠す/一覧を表示]からも切り替え可能です)。
なお、ウィンドウが最大化していない状態で一覧リストを非表示にした場合に、本文表示エリアの横幅を一覧リストのサイズ分拡大するか、それとも固定にするかを[他]メニューの[動作設定]より選択できます。
[動作設定]-[高度な設定]タブの[一覧リストの動作設定(F4キーの動作)]において[本文表示エリアサイズ変更]を選択した場合には一覧リストの非表示によって本文表示エリアの横幅が広がり、[本文表示エリアサイズ固定]を選択した場合には本文表示エリアの横幅は変化しません。

一覧リストを画面左ではなく、画面の上・右・下、もしくはフローティング表示にするには、以下の操作をおこないます。

■一覧リストの表示位置変更方法

  1. 一覧リスト上部の何もない部分をマウスでクリックします。
  2. 次のいずれかの操作をおこないます。
     画面右に移動したい場合には、画面右端にドラッグしてマウスをはなします。
     画面上に移動したい場合には、画面右上にドラッグしてマウスをはなします。
     画面下に移動したい場合には、画面右下にドラッグしてマウスをはなします。
     フローティング表示にしたい場合には、画面中央にドラッグしてマウスをはなします。

本文表示エリア上部のツールバーを非表示にするには、タイトルバーの上で右クリックして、表示されたメニューから[ツールバーを表示]を選択します。


9-3.動作設定を変更する

[他]メニューの[動作設定]を選択すると、[動作設定]画面が表示されます。この画面の各タブについて説明します。

なお、グレーアウト表示されて設定を変更することのできない項目は、有償の「紙copi」においてのみ機能する項目です。無償の「紙copi Lite」ではこれらの設定項目は使用できません。

[基本設定]タブ
[基本的な設定]欄、[新しい箱の設定]欄、[メールソフトの設定]欄、[定型文のバックアップ設定]欄から構成されています。
ショートカットファイルの作成や箱として使用するフォルダの作成先など、「紙copi」の基本動作に関する設定を行うときに使用します。
[編集設定]タブ
[編集設定]欄が用意されています。
タブの文字数や起動時のIMEのオン/オフ状態指定など、「紙copi」でのファイル編集操作に関する設定を行うときに使用します。
[表示設定]タブ
[表示の基本設定]欄、[箱エリアの表示設定]欄、[色彩の設定]欄から構成されています。
「紙copi Lite」のウィンドウに関する設定を行うときに使用します。
[取り込み設定]タブ
[取り込み時の設定]欄、[取り込み窓の設定]欄、[HTMLの取り込みの設定]欄から構成されています。
Webページなどから取り込む際の取り込み形式の指定や取り込み先の指定など、取り込み機能に関する設定を行うときに使用します。
[ショートカット]タブ
[キー割り当て(ショートカットキー)の設定]が用意されています。
ウィンドウを起動するためのショートカットキー設定や、ショートカットキー経由で取り込み操作を行うときなどのキー設定など、ショートカットキーに関する設定を行うときに使用します。
[アップデートの設定]タブ
[自動アップデートの設定]欄、[手動によるアップデートの設定]欄から構成されています。
バックグラウンドでの更新ファイル自動ダウンロードのオン/オフなど、自動アップデート機能に関する設定を行うときに使用します。
[高度な設定]タブ
[上級者向けの設定]欄、[一覧リストの動作設定]欄、[文字コードの設定]欄から構成されています。
[上級者向けの設定]欄では一覧リストの表示対象にシステムフォルダを含めるかを設定することができ、[一覧リストの動作設定]欄では一覧リストを非表示にした場合のウィンドウ幅を変更する方法を設定できます。[文字コードの設定]欄では「紙copi Lite」内で作成するテキストファイルをどの文字コードで保存するかなどを設定できます。

9-4.自動アップデートを設定する

常に最新バージョンの「紙copi Lite」をお使い頂けるよう、「自動アップデート機能」が用意されています。
「自動アップデート機能」により「紙copi Lite」が定期的にインターネットへ接続し、プログラムの更新状況を確認します。もし新しいプログラムの公開が確認された場合には、ユーザーへその旨の通知をおこない、今すぐにバージョンアップをおこなうかを確認します(後からのバージョンアップも可能です)。「紙copi Lite」においては「自動アップデート機能」は常に有効になります。

●[アップデートの設定]タブ解説

バックグラウンドで更新ファイルをダウンロードする
この設定をオンにすると、新しいプログラムが確認された場合には自動的にファイルをダウンロードし、インストールの準備ができたときにユーザーへ通知をおこないます。
オフに設定した場合には、新しいプログラムが確認された段階でユーザーへ通知します。
新しいプログラムの確認通知後すぐにインストールをおこないたい場合にはオンにすることをお勧めします。
今すぐ確認
今すぐに最新バージョンの確認をおこないたいときにクリックします
([他]メニューにて[最新バージョンの確認]を選択することでも確認できます)。
現在のバージョン/最新のバージョン
現在インストールされている「紙copi Lite」のバージョンと、公開されている新バージョンの番号を表示します。
両方のバージョン番号が同じときには、最新バージョンを使用していることを意味しています。
前回の確認/次回の確認
前回最新バージョンの確認をおこなった日時と、次回の確認予定日時を表示しています。

なお、[自動アップデート機能]による更新確認で、PC内部の情報をユーザーに無断で外部へ送信することはありません。
最新バージョンの情報ファイル取得、および新プログラムのファイルダウンロードのためにのみ、インターネットへ接続します。


9-5.ショートカットキーを変更する

[動作設定]画面[ショートカットキー]タブにおけるショートカットキー設定項目について説明します。

※以下の各ショートカットキーを利用するには、タスクトレイに「紙 常駐」が起動している必要があります。

新しい紙を開く/閉じる
新しい紙を開くためのショートカットキーを指定します。
前回の続きから編集する/閉じる
前回「紙copi Lite」を終了する前に開いていた紙を開いた状態で起動するためのショートカットキーを指定します。
選択中の文書を取り込む
選択中の文書の内容をHTMLファイル形式で取り込む際に使用するショートカットキーを指定します。
文書内に画像などが含まれている場合、それらもすべて取り込まれます。
選択中の文字だけ取り込む
選択中の文書の文字情報だけを取り込む際に使用するショートカットキーを指定します。
文書内に画像などの文字以外の情報が含まれている場合、その情報は取り込まれません。
定型文を呼び出す
定型文メニューを表示するためのショートカットキーを指定します。
日本語入力を変換キーでON、無変換キーでOFFにする
変換キー押すことで日本語入力モードを有効にし、無変換キーで無効になるようにするかを設定します。

9-6.効果音をつける/消す

取り込み操作をおこなったときや、効果音が指定された重要度つきの紙を開いたときに、それぞれの効果音を鳴らすかどうかを設定できます。 職場など、音を鳴らすことをためらわれる場所では効果音を消しておいたほうがよいでしょう。

設定は、[他]メニューの[効果音あり]を選択するだけとなっています。

なお、[効果音あり]が選択されていないと、[重要度の項目]画面設定において効果音を設定していても音は鳴りません。



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